かつてないアフリカ象の大量死

約58万頭(1995年)生息していると言われるアフリカ象ですが、その3分の1が棲むというボツワナ共和国で、象が大量死したという悲しい事件です。

体長約7m、体高約7m、最大体重10トンにもなる巨大動物です。嗅覚・聴覚(足裏がとても繊細で、足裏から受けた刺激を耳に伝える)に優れ、大きな鳴き声で100デシベル以上の音圧を放ちます。

ところが普段は人間の可聴域より低い周波数(20Hz以下)で交信しています。

インディア・タイムズのウェブサイトで、7月14日、シュレイヤ・チャウハン記者が象の大量死の原因にせまりました。

象の不思議な大量死の原因は、新たな病原体かもしれない

数日前、ボツワナで何百頭ものゾウが謎の死を遂げたことが、世界中の多くの人々の関心事となった。さらに問題となったのは、なぜこのような事態が起きたのか、政府が直ちに把握するための措置を取らなかったことだ。

数日後、状況は明確になったようだ。ニューヨーク・ポストは、政府によると致命的な新らしい病気である強皮症(皮膚が硬くなる)病原体が死因となっている可能性があると報じている。

それは新しい病原体であるため、科学者は動物から人間への感染を除外しなければならないだろう。デイリー・メールが発行するメール・オンラインによれば、死因を詳細に調べるために象の死骸の一部をジンバブエ共和国に送り、南アフリカからの実験結果も待っている状況だ。

英国に拠点を置く慈善団体、国立公園レスキューの自然保護局長であるニール・マッカン博士は、これを「自然保護の災害」と呼び「これは、とてつもなく長い期間に一度も見られなかったレベルの大規模な死滅だ。干ばつ以外で、これほど大規模な死滅をもたらしたことはない。野生動物の病気がみんなの心配事になっているときに、人間の居住地近くでゾウが大量に死滅したのだ」と彼はガーディアン紙に述べた。

地元住民は象が死ぬ前に輪になって歩き回るのを見たと報告しており、これは神経障害の兆候である可能性がある。ニール・マッカン博士は「象の死骸を見ると、顔からまっすぐに倒れていて、非常に早く死んだことを示している。他の象は歩き回って、明らかにゆっくりと死んでいった。そのため、病原体の毒素が何であるかをつきとめるのは非常に難しい」と語った。

ガーディアンの報告によると、5月上旬にオカバンゴ湿地帯で象の集団死亡が報告され、月末までに169頭が死亡した。6月までにその数は倍以上になった。死骸の7割は水溜まり周辺に群がっていた。現在の死者数は400頭近い。

ボツワナでは象が多すぎるため、昨年、象の狩猟を合法化した。70頭の象が合法的に殺戮されていた。新しい病原体についてさらなる情報を待つ。

(indiatimes.com) https://www.indiatimes.com/trending/environment/botswana-elephant-death-new-pathogen-517901.html

4 thoughts on “かつてないアフリカ象の大量死

  1. アフリカ象に疫病が蔓延していないことを祈ります。原因について続報が知りたいですね。

    1. アフリカ象の疫病について続報を待ちます。動物や魚がだんだん小ぶりになってきたような気がします。アフリカ象は巨大であり続けてほしい。

  2. インドゾウより各部が大きくて狂暴ともいわれていたアフリカゾウ とか 鱗のようなものの数が他のサイより多いようなスマトラサイとかーーちいさいときに大好きな、憧れの動物でした。
    スマトラサイの生息数はもう風前のともしび。
    アフリカゾウの数は、わたしの住む日本海側の地方都市の数十年前の人口に近い、これは思っていたよりも多いといっていいのか、これも風前のともしびといっていいのか、ーー分からなくなりました。
    体高と体長がほぼ同じなことも知りました。どうりで、よこからみると正方形におさまる感じ。これがかれらの素敵さでもあります。
    いずれにしても、
    できるだけ生きていて欲しいアフリカゾウのかたがたです。

    1. スマトラサイも風前のともしび、絶滅危惧種ですか。不器用で大きな動物たちが激減し残念でしょうがありません。

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