アメリカでは全員のマスク着用浸透せず

今月12日、新型コロナウイルス感染者が全国で初めて3000人を超え、菅総理は年末年始にかけてGoToトラベルの停止を決定しました。

東京では12月17日、822人の新型コロナ感染症陽性者が出たと報じ、特に無警戒な若い人たちに注意喚起を促し始めました。気を引き締めて三密(密閉・密集・密接)を避け、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ることがこと必要な時期になりました。

我が国においては、マスク着用は常識となりました。たとえば、首都圏において電車、バス、公共施設等でマスクを着用していない人を探しても一人も見当たりません。

アメリカでは全員マスク着用推奨に対して、全体主義化や人権侵害として批判する人々や、そもそも新型コロナ感染症の存在自体に懐疑的な人々がいます。

(YouTube)covid-19

米ルイジアナ州の総合ニュースウェブTHE ADVOCATEに、12月3日、パム・ハートマン記者が、マスク着用反対者の取り乱した意見に対し、マスク着用支持者としての正直な気持ちを記事にしました。

最初から全員がマスクをしていたら、パンデミックはもう終わっていたかもしれない

ジョージ・ルース氏の、「全員マスク着用を支持する手紙」に対する怒りを抑制した反応は、ルース氏が自分に振り向けられたと信じたのと同じくらい、毒のあるペンから毒が流れ出たように私を驚かせた。

ルース氏は、マスクを着用することは「アメリカ人としての自由と正義を犠牲にしている証(あかし)」であると信じている情熱的な魂の持ち主だ。「疑似科学に基づいたマスク着用論を強制している」といった言いがかりであろうと思い込んでいたマスク着用者の意図に反して、ルース氏は取り乱した議論を展開した。

私自身、熱心なマスク着用者として、マスクに対する私の気持ちをもっと簡単に説明することができる。私はCOVID-19(新型コロナ感染症)が実在すると信じており、深い科学的研究は必要ないと信じている。

私は好きでマスクをしているのではなく、病気になりたくないので、ソーシャル・デイスタンスを守り、人混みの多い場所を避けている。糖尿病の夫に病気になってほしくないし、先生の娘や1歳の孫娘にも、さらに言えば、ルース氏が知っていて愛している誰にも病気になってほしくないのだ。

マスクをしていれば完璧にウイルスから身を守れるというものでもないだろうが、マスク反対派の人たちからも、COVID-19が本物だと信じている人たちからも、マスク着用以上の防護策を聞いたことがない。

私はウイルスがおさまる日を期待している。 それまではマスクは、信頼する人々が「私と出会う人々を保護する」と助言しているにすぎないものだ。マスク着用は、賢明で思いやりのあることだ。

マスクを嫌う人たちが、マスクを着用しない権利を初めから断念し、数カ月間マスクを着用していれば、今は誰もマスクをする必要がなかったかもしれない。みんながマスクを着用することは、「全体主義に陥る危険、神から与えられた権利への侵害リスク」に見合う価値があると私は信じている。

私はルース氏と同じような心の持ち主が、私のマスク着用に感謝することを期待していないだけだ。

(theadvocate.com) https://www.theadvocate.com/baton_rouge/opinion/letters/article_b81872ce-3413-11eb-ac83-23d7da06d1bb.html

4 thoughts on “アメリカでは全員のマスク着用浸透せず

  1. マスクをしない人たちに囲まれてマスクをし続けるのは、心理的にも大変なストレスでしょうね。アメリカの病は深い・・・。

    1. フレンチブルコさん。コメントありがとうございます。マスク着用に関しては日本がはるかに先行していますね。

  2. マスクをすることでどれほど自分の権利が侵害されるというのだろう。
    また、マスクをしないことで、どれだけ他の人に少なくとも精神的なダメージを与えていることだろう。
    フレンチブルコさんのいうように、
    「アメリカの病は深い」!
    …銃規制についての分断的なことにも、当該記事により思いが及びました…

    1. 「マスクをしないこと」によって、他者を不安にさせ、精神的なダメージを与える。マイナスの要因しかありませんね。

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