コロナ禍でも好調、韓国のコンビニ

コンビニ店舗数がわが国の1.5倍(国土面積は日本の4分の1)もある韓国では、GS25、セブンイレブン、CU、ミニストップ、ウィズミーなどチェーン店がひしめいています。

昨年下半期から、CU(総合流通サービスのBGFリテールの運営)が、GS25(前身はLG25、GSリテールの運営)を抜いてトップの座についたようです。

天地日報(韓国の日刊全国紙)で、8月22日、チョン・インソン氏が、コロナ禍でも好調のコンビニ事情を記事にしました。

単身世帯、コロナなど消費パターンの変化で「売れる」コンビニ

単身世帯の増加によって少量購入が普及するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による消費パターン変化でコンビニ利用率が増えている。

コンビニ業界は商品多様化や品質強化はもちろん、配達・金融・クリーニングなどにサービス領域を拡大し、消費者の実生活に深く浸透している。こうした中、消費者は多くのコンビニの中で、どのコンビニを最も好み、どのような商品を主に購買しているかを分析する。

バイブカンパニーのビックデータ分析プラットフォーム「サムトレンド」によると、2018年から今年7月にかけて行われたソーシャルビックデータ分析の結果、CUコンビニがGS25コンビニの人気を逆転した。消費者は食事類よりデザート類を多く購入していることが分かった。

コンビニ順位逆転、CUがGSを抜き1位へ

この2年半の間、最も話題の多いコンビニブランド第1位はGS25、2位CU、3位セブンイレブンであった。ところが、インスタグラムでコンビニ上位の10万件あたりのコメント推移を見ると、2019年下半期からCUがGS25を逆転した。これはCUが最近、コンビニやコラボレーションを通じて、多様な新商品を発売し、消費者に人気を集めているためだ。

一方、2018年にGS25やCUと二転三転したセブンイレブンは2019年から結局、他の二ブランド(CUとGS25)と格差の下落傾向であった。

お弁当よりデザートが人気

最近コンビニで人気を集めている項目は弁当、総菜や酒類ではなく、デザートであることが分かった。サムトレンドマガジンのシム・ウヨン編集者は、「特定のコンビニでしか購入できないデザート、菓子類が発売され、なおさら消費者のおやつへの期待とニーズが高まっている」と説明した。

いわゆる「片道」ブームを巻き起こした主役のコンビニ弁当は、ますます人々の関心から遠ざかっている。 一食分を軽食で軽く廉価ですますことができる簡便なサンドイッチも、2020年には20位圏外に落ちた。

ビールや焼酎など酒類に関するコメントが減っていることが分かり、人気のあったビールまで2019年には、コーヒーに逆転された。

コンビニは「一食を手軽に安くすましていた場所」から「デザートとおやつを買うためにわざわざ訪れる場所」に変わっている。

「肯定」評価が多くなったコンビニ

コンビニに対する感性では「肯定」が79%で、そのうち味に対する表現が半分を占める。 「おいしい」、SNSでよく使われる「ジョンマッタン」、「JMT」、「蜂蜜の味」など多彩な表現によって、肯定的な評価が定着している。

シム・ウヨン編集者は「消費者は単純に味だけに気を使うのではなく、商品のパッケージングまできれいでかわいいものを好む傾向がある」、「コンビニでお買い得を発見すること、新商品や1+1イベントのような些細なアイテムから多くの人々が幸せと楽しさを感じコンビニを訪れる要因になっている」と語った。

(newscj.com)

http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=771314

3 thoughts on “コロナ禍でも好調、韓国のコンビニ

  1. このコロナ禍の渦中の不況下にも、好調のところはあるのですね。
    当方のまず入らないコンビニ。
    韓国での人気はデザート、お菓子、だという。
    お洒落です。ちょっとした贅沢が、この閉塞的状況だからこそ、余計に欲せられるのでしょうか。

    そういえば日本でも、コンビニスイーツとかいって持て囃されてますね。その煽りを喰ったのは老舗ペコちゃんの不二家。ケーキ部門は赤字でピンチとどっかで読んだような。コンビニの各社鎬を削りあっての商品開発にはスゴいものがありそうです。

    1. 知人にフィールドカウンセラー経験者(コンビニ本部から派遣される各チェーン店を指導する者)がおりまして、飲み会の席で詳細にまとめられたマニュアル、レジでは客を見た目で瞬時に判断し、年齢層を入力していることなど諸々を教わったことがあります。しのぎを削る競争の凄まじさは間違いありません。あのファミリーマートも韓国から撤退し、伊藤忠の傘下に入りました。

  2. 追記)
    先ほど「鎬を削りあう」と入れてしまってから、「鎬を削る」のはそもそも複数の間でしか出来ないことだから「あう」を接続させるのは誤りだったかなと考え、ネット検索してみました。すると、
    ーー
    毎日新聞 校閲センター
    ·2012年2月28日
    「しのぎを削り合う」を「しのぎを削る」に直すべきか、迷います。「しのぎを削る」でワンフレーズだから「削り合う」はくどい気が。でも広辞苑の用例に(「曽我物語」からの引用ですが)「鎬を削り合ひ」とあるし、そもそも語源は刀での斬り合いだし…。〔虎〕
    ーー
    というのがありました。ことばの世界も、難しさやら何やら、ほんに限りがありません。余計なことでした。

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