インド、テランガーナ州から農業改革

Telangana, India

今月17日、内閣府から公表された2020年4~6月期の実質GDPは、前期比▲8.1%(前期比年率▲28.8%)で3四半期連続のマイナス成長となりました。

世界的にも出口の見えない景気後退局面の最中に、「生きるため」の糧そのものであり生物を慈しむ原点である農業に立ち返ることの大切さに気がつきました。

わが国では情報通信技術(ICT)やロボットを駆使したスマート農業への期待が高まっています。

人口14憶人を抱えるインドでも、多様な地形と豊かな土壌、暖かい気候、伝統農作の有利性から、農業を基盤とした将来構想を立てています。

インドの中央に位置するテランナガ州の初代長官、現職の大臣KCR(カルヴァクントラ・チャンドラシェカール・ラオ氏、簡略語KCRで呼ばれるインドの政治家で、2014年に創生されたテランガーナ州の初代長官)によるトップダウン型指導により農業改革が始まるようです。

テランガーナ州の州都ハイデラバードから発信するメディアである「テランガーナ・トディ」で、8月28日、農業への改革的な取り組みが紹介されました。

「農業は未来だ」とKCRは言う

<ハイデラバード>木曜日に現職テランガーナ大臣KCRは、「インドの農業への取り組みにパラダイムシフト(常識的な考え方の枠組み転換)を求め、農業セクターは収益性がないという否定的な見方は捨てるべきだ。

農業はインドの生活と経済に不可欠な要素である。インドにおける食糧穀物の生産を自立させ、他国に食糧穀物を輸出できる段階にステップアップすべきだ」と述べた。

テランガーナ州、インドから農業改革 KCRは、シュリGRチンタラ氏(全国農業農村開発銀行ナバルドの新総裁)らとのミーティングの中で、インドの農業を収益性のあるものにするために、ナバルドの助けを求めて、農業に立脚する産業の奨励計画を立て、他国の食習慣とニーズを調査して、他国に合った食品素材の輸出を促進するよう要請した。

農業の発展と農村経済の強化に関する長い議論の中で、インドの人口の大部分は農業に依存しており、その部門はそこに居住する人々の食糧と原料を産業に供給していることを強調した。

KCRは「インド経済は農業を基盤としているので、あらゆる困難や苦難に耐えることができる。連合政府やナバルドのような金融機関は農業や農業を基盤とする産業を奨励する計画を実行すべきだ」とした。 (中略)

「わが国では、農業は気まぐれに行われている。この国には多種多様な土壌がある。丘陵地帯、寒冷地や長い海岸線がある。私たちはどの作物がどの土地に適しているかを見極め、そこに適した作物を集中して栽培しなければならない。この国を作物ごとのコロニーに分けるべきだ」と提案した。

農業生産を増やすだけでは不十分だとした上で、KCRは「適切なマーケティング戦略が必要だ。さもなければ市場で厳しい状況に直面することになる。育成政策とともに、適切なマーケティング戦略の実行が必要だ」とも言っている。

KCRは、農民がコミュニティ農業に参加するよう奨励されるべきだと述べ、「農家に機械を供給し、彼らが食用穀物を加工して販売できるようにした。

これこそ、テランガーナ州政府が食品加工経済特別区(SEZ)を大々的に設置することを決めた理由だ。この政策は国中に普及浸透させるべきである。ナバルドは、特別区SEZと食品加工部門の設立を財政的に支援するための計画とプログラムを準備すべきだ」と述べた。

同氏は、「農業部門はまた、産業界に原材料を供給している。 急速な工業化も行われるべきである。そのため、国内の農業基盤産業を拡大することが重要だ。投入コストの削減と同時に収入の増加のために統制された農業政策を支持するよう農家に奨励する。政府はファシリテーターの役割を果たすべきだ。農産物は、統制された農業とともに、より高い利益を確保する付加価値を通じて、消費財に転換されるべきだ」とした。

機械化

ACRは「農業部門が直面しているもう一つの問題は、労働力不足だ。労働力不足を克服するために、農業運営において機械化を大きく行う必要がある。種まき機や刈取り機は大量に入手できるようにすべきだ。これら機械を調達するための財政支援や補助金も拡大すべきだ」と付け加え、関係当局者に対し、地区協同組合中央銀行(DCCB)の機能をより効果的にするよう指示した。

(temamgatpday.com)

https://telanganatoday.com/farming-is-future-says-kcr

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