高等な捕食者ハイエナ

ハイエナの特徴

ハイエナは非常に社交的な動物で、大まかに12種類の鳴き声で感情を表現します。様々な規模の群れを作って生活し、家族そして仲間同士の絆を大切にします。

ハイエナ社会はメスの方が、オスより上位で、常にオスを支配しています。最下位のメスの方が、最上位のオスよりランクが上です。メスはオスより大きく、強く、素早い。メスの性器は陰核が陰茎状に肥大しており、男性器よりも長く大きいという特徴があります。

群れの中で劣位のオスは虐待、拒絶、様々な嫌がらせに遭うことが宿命づけられています。頭骨と顎歯が頑丈なため、獲物の骨も噛み砕くことができます。塩酸濃度が高い胃は腐った肉さえ消化することができます。

ブチハイエナは、体長~165㎝、体重40~86kgの肉食獣です。死肉を漁り意地汚い獣とされているハイエナのイメージをがらりと変えてしまう動画をご覧ください。

動画の舞台は、アフリカ南部ザンビアの西部州にある面積3,600平方キロメートルのリウワ平原国立公園(もともとは狩猟場だった)です。 異なる一族に生まれたブチハイエナの子ナサンタ(メス)とトワンボ(オス)の生活を追います。

ナサンタの母は、一族のリーダーで、地位の高い母親と魅力的な生活を送ることが約束されています。一方で、トワンボは地位の低い母親の息子なので苦難続きの人生(ハイエナ生)が予想されました。

女性によって統治されるハイエナ社会では、氏族内のランクが最も重要であり、ナタンサ族とトワンボ族の生活は、互いに競合する捕食者に直面し、根本的に異なるストーリーに沿って展開されます。

絶望的な干ばつ、猛威を振るう火災、容赦のない洪水、一族間の領土戦争などなど。リウワ平原の極端な環境の中で、ナサンタとトワンボは食料と領土を求めて闘います。

動画の出典元は、ナショナルジオグチャンネル(National Geographic Channel)で、130年以上に亘って著名な探検家、科学者、環境保護活動家、写真家などを紹介してきました。壮観な撮影と説得力のあるナレーションを通じて視聴者を見たこともない野生の世界への旅に連れて行きます。https://www.nationalgeographic.com.au/tv/hyena-bonecrusher-queens/

2 thoughts on “高等な捕食者ハイエナ

  1. 最下位のメスの方が最上位のオスより、とか、塩酸濃度が高く腐肉でも、とかーー
    驚きの連続でした。
    ネズミを大きくしたような姿が恐ろしいながらも、群れをなすこの動物に、こんごますます、興味を覚えることでしょう。
    それにしても、それぞれの動物が持つ特性の面白さよ、ですね。人間だけみていてもダメですね。

  2. オットセイのように雄同士が激しい競争の上、戦いに勝ち残ったたった1頭がハーレムを形成したり、女王蜂のように単独が絶対的優位にたつのではなく、メス全体がオスより優位の動物という点でハイエナは興味深いですね。「ネズミを大きくしたような姿」には笑いました。

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