ミレニアル世代によって拡大した世界的デモ

国際環境NGOグリーンピースのサイトで、6月4日、スダーンシュ・マルホトラ氏が、ミレニアル世代の新しいデモを報じた。

若い人達は、「急に引き上げられた授業料」や「より良い仕事」のために抗議したわけではない。しかも、それは解放運動や政治集会でもなかった。

何百万もの学生達は、地球に対する愛情と気候変動に対する懸念のために、世界中でデモ行進をした。

私が学生だったとき、我々には気候変動の理解がなかったし、今の学生達のように頭が切れなかった。

これほどのスケールを達成し、大陸中に広がった有機的なデモは過去にない。

ビジョンの明快さ、意図の正直さ、環境変動に対する彼らの懸念は、学生ストライキの原動力だ。

タブレット、タッチスクリーン、プレイステーションの世界で育ったミレニアル世代が、通りに出て抗議するなどと想像できましたか?

これらの学生はかつての学生デモを究め、それに新鮮な展望を与えた。

創造的で、的を得ていて、彼らのバナーには読む喜びがある。

筆記具や紙にそれほど関心を持たないインスタグラム世代が、芸術的なスローガンを書き、バナーを描き、歴史的に新しいデモの役割を明確にした。

(greenpeace.org) https://www.greenpeace.org/international/story/22150/our-favourite-student-banners-from-around-the-world/

当記事は、「Fridays for Future」という40カ国以上に拡大した若者達のデモのことである。

ウイーンにおけるストライキで「事実のために、デモ行進している自分が信じられない」と記したプラカードを背負う若者

ロンドンでは「気候チェンジではなくシステムチェンジが必要」、「時代遅れの馬鹿であってはならない」「気候変動は、宿題より性質が悪い」等、センス良く描かれたプラカードが目立つ。

ミレニアル世代とは、1980年~2000年代初頭に生まれた人と定義されており、いわゆる団塊ジュニア(1971~1974年生まれ)の後世代であるポスト団塊ジュニア(1975年~1981年生まれ)より、さらに若い世代だ。

インターネットを使いこなし情報リテラシーに優れた世代と言われている。

たしかにそんな世代が路上に出てアナログなデモ行進をするなんて想像できない。

自分が正しいと思ったことは連帯し抗議行動も辞さない。それこそが民主主義の原点だ。

日本のミレニアル世代にも期待したい。

2 thoughts on “ミレニアル世代によって拡大した世界的デモ

  1. 無私のデモ、というわけですね。
    写真の、ダンボールに書かれた言葉を美しいと感じました。
    若者といわれるところからは遠く流れ着いてきてーーでも、日本で、ここ地元で、こんなデモがあったらば、参加しなければ、と思うのです。

  2. 「無私」なるほど。エゴを捨てたデモは強い。世代を超えたテーマですし、若者もそれを望んでいると思います。

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