
4月28日、UpHill Marketing Group(米フロリダの総合マーケティング支援企業)のゲイル・ホープ氏が、中小企業のソーシャルメディア戦略を記した。
中小企業が、ソーシャルメディア戦略を開発する第一歩は、現実的で、達成可能なゴールを設定することだ。ソーシャルメディアに費やす努力が、ビジネスの目的と連動しなくてはならない。
ゴールとは、「ソーシャルメディア経由の収益、年間20%増」等、具体的なものだ。一つの好例として、「我々は、インスタグラムで企業文化を伝える写真を共有する。そのために、週に3件の写真を投稿する。ゴールは1投稿につき、30件のいいねと5件のコメントを得ること」がある。
どさっと投稿し、そのまま放置するのではなく、ソーシャルメディアのなかで、社交することだ。 単にコンテンツを投稿しただけで、人々から約束と忠誠を期待するのであれば、好機を逃がしてしまっている。
コメントし、「いいね」を押し、支持者のコンテンツを共有するのだ。 ファンが応えたとき、コメントにおいてそれらをハイライトする。顧客や見込み客に、個別に感謝の気持ちをメッセージで伝えることもできる。
これらのハイタッチな対応が、ソーシャルメディア交流者にとって、驚くべき優越性となる。
多様なソーシャルメディア・カレンダーを作成する。 人間の脳に送られる情報の90%は視覚的なものだ。我々の心の中で視覚による処理は、文書より6万倍速い。ソーシャルメディアで注目を得るためには、あなたのストーリーを語る説得力ある映像を創る必要がある。
Uphillmarketing group
https://uphillmarketinggroup.com/4-tips-for-developing-a-social-media-strategy-for-small-business/
現在、ブログのほかに主に次のようなソーシャルメディアがあり、中でも動画系が急成長している。
動画系 Youtube(ユーチューブ)、ニコニコ動画、Snapchat(スナップチャット)、TikTok(ティックトック)
オーディオ系 Podcast(ポッドキャスト)
交流系 Facebook(フェイスブック)、mixi(ミクシィ)
拡散系 Twitter(ツイッター)
チャット系 LINE(ライン)
フォト系 Instagram(インスタグラム)
などいろいろあるが、その企業のフェーズ(創業期→成長期→成熟期→衰退期)や、伝えたい企業文化・コンセプトや商品、ターゲット顧客、ソーシャルメディア担当人材の能力・費やせる時間、予算等を考慮し、身の丈にあった継続可能なソーシャルメディアを選択していくことになる。
顧客を惹きつけ増やしていくために、動画系ソーシャルメディアを取り入れていくのは必須のようだ。
この「中小企業のソーシャルメディア戦略」についての記事は、個人的に何かを世間に向けて発信したいと考える者にとっても、示唆に富むものでした。ありがとうございました。
ぽつりさん
そうですね。個人からの発信にも、これら原則をあてはめることができそうです。