NTD Koreaニュースで、5月13日、飼い犬一匹が食用で拉致され、中国の屠殺場で劇的に救出されたニュースが報じられた。

飼い犬を探すため、あちこち努力して探し回ったあげく、ある屠殺場の小さな檻の中に発見した。
飼い犬は寝返りができないほどの狭苦しい檻の中で、10匹余りの犬たちと互いにからまっていた。
狭い檻に閉じ込められた犬たちは極度の緊張と恐怖にぶるぶる震え、怯えた表情で少しも動くことができなかった。
ところが、飼い主を見るやいなや、正反対の大喜びの姿を見せた。 飼い主に会った犬は尻尾を振って、暖かい胸に抱かれ、あまりのうれしさにどうすればよいか分からないようであった。
飼い主は、輝く目で自分を見つめる犬をしっかりと抱きしめて、再会の喜びを噛みしめた。
NTD Korea ユン・スンファ記者
この記事を見ると、飼い主に助けられた犬より、残された犬たちがもっと目に入って来ます。
動けない狭苦しい檻の中で、まるで荷物のように扱われ、死を待つのでしょう。
中国、韓国、ベトナムなどは犬を食用として飼育し、食べる習慣があります。
中国(広西チワン族自治区玉林市)の犬肉祭りは、毎年6月下旬 (今年は6月22~23日)に開かれ、2日間で1万匹の犬を殺し、煮込みや丸焼きにして食べられているという。
韓国では、若者の犬肉離れが進み、犬肉専門店も減少の一途をたどっています。韓国富川市の裁判所が、昨年4月に「食肉用に犬を処理することは違法」との判決を出したことも、犬肉離れに拍車を掛けるに違いありません。
韓国の元同僚によれば、犬肉(ケコギ)は赤犬(茶系統の毛)の肉で、精力絶倫になる美味しい食べ物らしい。ほんとうだとしても、とても食べる気にはなれない。