巨大ネズミがカンボジアの地雷除去に貢献

アフリカ・オニネズミ

体長70センチ、体重1.2キロの巨大ネズミがカンボジアの地雷除去に貢献し、表彰されました。

以前は犬が担っていた地雷探知業務でしたが、「犬より嗅覚受容体が多く嗅覚が鋭いこと」、「目がよく見えない分、より感受性が優れていること」、「軽いためにうっかり地雷を踏んでも誤爆させない」、「現場と飼育舎間の輸送コストが節約できる」などのメリットを有することからネズミが採用されてきたのです。

韓国のDongA.comの国際ニュースでは、9月25日に次のように報道しています。

カンボジアに埋設された地雷を39個発見したアフリカ・オニネズミに動物英雄の栄誉

カンボジア人の生活を変えた英雄ネズミ

カンボジアなどで埋設された地雷39個、不発弾28個の不発弾を発見したアフリカ・オニネズミ(pouched rat)が動物英雄の栄誉を得た。

英国獣医慈善財団PDSAは25日(現地時間)、ホームページを通じて7歳になったアフリカ・オニネズミ(マガワと名づけられた)に今年「勇敢な動物」金賞を授与したと発表した。

メダルには「勇敢で献身的に任務を遂行した動物に授与する」という文句が刻まれている。PDSA賞を受けた30匹の動物のうち、ネズミの受賞は今回が初めてだ。

マガワはベルギーの非営利団体「アポポ」(Apopo)が1990年代に地雷除去のために設立したげっ歯類訓練機関のヒーロー・ラッツ(HeroRATs)で育てられた。

マガワは約9ヵ月間、匂いと振動によって地雷を探し出す技術を身につけた後、アフリカのタンザニアの現場に投入された。その後、カンボジアで活動したマガワが過去7年間に地雷除去作業を行った面積は計14万1000平方メートル(4万2650坪)で、ソウル市庁前のソウル広場より広い。

ヒーロー・ラッツ出身のネズミの中で実績も断然1位だ。マガワの体重は1.2キロ、体長は70センチだ。一般的なげっ歯類に比べて大きい方だが、地雷を刺激するほどではない。

地雷の臭いを嗅いだマガワが上部を削れば、これを見守っていた人が地雷を除去する方式で作業が進められる。アポポは「マガワは30分以内にテニスコートほどの面積の捜索を終えることができる」とし「人が金属探知機を使って作業すれば1~4日かかる」と説明した。

PDSAは「動物英雄のマガワは毎日、人命を助け、生活を変化させている。マガワの作業はカンボジアの老若男女に影響を及ぼす」と述べた。マガワが働くカンボジアは、人口比埋設地雷の数が最も多い国の一つだ。1970年代以後、内戦が続き、カンボジアには400万~600万個の地雷が埋蔵された。地雷による被害人口は計6万4000人に達する。依然としてカンボジアには300万個の地雷が埋められているものと推定される。

高齢になったマガワは最近、毎朝30分だけ働いて引退を準備中だ。PDSAは「引退前までマガワとは楽しくリラックスした時間を過ごす予定」と伝えた。

(donga.com) https://www.donga.com/news/Inter/article/all/20200925/103111502/1

Rats Save Humans From Landmines

2 thoughts on “巨大ネズミがカンボジアの地雷除去に貢献

  1. いやあ、大きなネズミですねえ!
    動画の、犬のように綱で繋がれたネズミが真剣に仕事をする様子にはドギモを抜かれました!
    メリットの箇条書きには大いに納得させられました!
    害獣とばかりおもっていたネズミが偉大な益獣であった!
    (身内に海の男がおりましたが、その者は機雷除去に中心的役割を担い、表彰された、ということをきいたことがあります。)
    身震いするほどに恐く苦手なネズミではありますが、表彰状の文句のすべてがおそらくは分からないことをおもうとき、一抹のあわれをもよおすものです。

    1. たいへんおもしろいコメントありがとうございます。「身震いするほどに恐く苦手なネズミではありますが、表彰状の文句のすべてがおそらくは分からないことをおもうとき、一抹のあわれをもよおすものです」←同感です。

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