韓国の動物カフェ事情

                                            (写真AC)

DongA.comサイトで、5月9日、キム・ハギョン氏による流行の、アライグマ・カフェ訪問の紹介記事があった。

韓国環境省によれば、野生動物カフェが全国に84ヶ所(2018年6月)ある。

野生動物カフェは食品接客業に分類され、野生動物展示に関する事項を環境部に申告する義務がない。 10種類または、50個体以上の動物を展示する場合にだけ、動物園で登録する必要がある。

現在、環境省は動物園以外での野生動物展示を禁止する方案を推進している。 人々が野生動物と無分別に接触する場合、感染病にかかる恐れや、生態系に影響を与える危険があるからだ。

特にアライグマは狂犬病を媒介するので、アメリカでも頭痛の種だ。

ソウル大獣医科教授は、人の性格が多様であると同じく、野生動物に優しいものもいるが、野生動物なだけに豹変し攻撃することもあると説明した。

そんな状況下、野生動物カフェ従事者は環境省の方針に反発している。 カフェ開業に多くの投資をした結果、野生動物展示が禁止になれば、大きな損害を被ってしまう。

動物カフェなど全国の動物産業関連従事者は、韓国動物文化産業協会(KACIA)を設立し、団体として行政との交渉を始める。

dongA.com

http://news.donga.com/list/3/04/20190509/95439641/1

日本においては、動物カフェの営業形態は動物の展示に該当するため、動物愛護法に基づく「動物取扱責任者の選任」と「動物取扱業の登録」を要する。

飲食に関しては、保健所と事前相談を行って、施設の確認検査を経た上で、営業許可書を取り付けなくてはならない。昼夜、動物の世話を行う人も必要だ。

わが国でも、猫カフェだけでなく、ドッグカフェ、フクロウカフェ、ウサギカフェ、ハリネズミカフェ、 カピバラカフェ、フェネックカフェなど癒されたい人々、かわいらしい動物を間近で見たり、触わるというニーズを満たしてくれる動物カフェはかなり人気がある。

動物と触れ合う場の賑わいは、もちろん動物カフェだけに限らない。先日、つくばわんわんランドに行った。園内にある「ねこハウス」は予約待ちの行列で入場することさえできなかった。モルモットと遊べるどうぶつ広場も盛況だった。

展示されている動物にとっては、ストレスがあるのだろうか、肥満体だったり、ぐったりしてしまっているのもいる。

上記事のように、病気感染・怪我の恐れや生態系のバランスを崩してしまう危険もあるため、業界発展への道筋は、おいそれとはいかないだろう。

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