韓国漢方医による二日酔い対策

RFA(自由アジア放送)サイトで、6月26日、イ・ジンソ氏が司会を務め、韓国の漢方医であるカン・ユ氏とのお酒にかかる討論を紹介した。

(イ・ジンソ氏)北朝鮮で「苦難の行軍」時代、食べ物が希少な時にもお酒はたくさんあったと聞きました。

(カン・ユ氏)そうでした。あの時お酒が豊富にあったのは二つの理由でした。第一にお酒と食糧を簡単に交換することができたからです。

とうもろこし1kgでお酒を造れば、とうもろこし 5kgと交換することができました。そんなに儲かる商売はその頃なかったのです。

そして醸造の方法を簡単に学ぶことができました。お酒を造ろうと決心すれば、あっという間に造り方を習得し、製造することができたので密造酒の生産が流行っていたのです。 中略・・・

(カン・ユ氏)私が中国で暮し経験したのは、中国の漢族たちはお酒を飲むためにおつまみを食べるのではなく、「おつまみを食べるためにお酒を飲むこと」でした。

人々はお酒を飲みながら、十種類余りの様々なおつまみを用意させます。

おつまみを食べるのに比べれば、お酒はごく少ない量です。

このようにお酒をのめば、おつまみに合わせてお酒をゆっくり飲むため、体内のアルコール解毒もよく進むと考えられるのです。

多くの人々は、おつまみを食べるためにお酒を飲むのではなくその反対です。

だから簡単に酔ってしまって、酔いが長続きするのです。 お酒を飲んだ後に、必ず二日酔いをしないようにしなくてはなりません。お酒にあるアルコールは神経を興奮させる作用があります。

ところが、解毒しなければアルコールが体内に蓄積されながら血液循環の速度が落ち、血圧が下がりながらほとんど鬱状態になります。

こんな症状が現われた時は、生卵をコップに割って酢一さじを入れて一気に飲み干します。卵に含まれるタンパク質がアルコールを吸収して酔いが早く醒めます。

次に良いことはシレギ・スープ(白菜と牛肉のスープ)を食べれば、早く二日酔いがなくなります。

(イ・ジンソ氏)お酒と健康のまとめをしてください。

(カン・ユ氏)お酒を楽しんで、しょっちゅう飲んでいると、どうしてもアル中になりやすいです。

なぜならお酒にも阿片のような麻薬物質があるからです。アル中になれば「禁酒すること」と運動、自分の趣味や生活習慣で禁断症状に打ち勝っていくしか他の治療方法がないのです。

太古の昔から民間で使っている療法を紹介します。

クヌギ・キクラゲ(椚の木に生えたキクラゲ属のキノコ)を食べれば、急性アル中をはやく無毒化(解毒)できます。クヌギ・キクラゲにはビタミンをはじめアルコールの代謝を良くして中毒を防いだり、解毒する成分が含まれています。

そして葛花(クズの花)をやわらかく粉にして一度に3~4g、1日3回空腹時に食べます。

次は葛の根を碎いて汁を絞り出して飲むとか、葛の根を煮る時に緑豆を一緒に入れて煮詰めます。一日に三回飲めばお酒の解毒に効果があります。

(www.rfa.org) https://www.rfa.org/korean/weekly_program/ac74ac15d558ac8c-c0bdc2dcb2e4/co-ky-06252019150526.html

苦難の行軍とは

我が国がバブル経済を謳歌した1986年~1991年(昭和61年~平成3年)頃、北朝鮮では第3次7ヵ年経済計画(1987年~1993年)の最中、ベルリンの壁崩壊による東欧社会主義圏の消滅(北朝鮮への経済援助激減)、ソ連との貿易決済取引(バーター取引から通貨決済へ)の変更により経済状況が著しく悪化した。

金日成(キム・イルソン)死没(1994年7月8日)をきっかけに、経済的苦境と未曾有の大飢饉が発生した。

しかも翌年~翌々年に発生した水害が大飢饉に拍車をかけてしまった。

金正日(キム・ジョンイル)は、1996年1月1日新年共同社説で諸々の困難を乗り越えるため「苦難の行軍」というスローガンを掲げた。

かつて日本の支配地域(植民地や占領地等)で金日成率いる抗日パルチザンが、日本軍と戦い(普天堡の戦い等)ながら行軍したことになぞえられた。

そんな、過酷な状況においてもアンダーグラウンドでの流通が栄え、庶民に親しまれてきたお酒にまつわる話しだ。

生卵のがぶ飲み

昔(昭和52年)にシルヴェスター・スタローンのボクシング映画「ロッキー」で起床後すぐに生卵を5個割りコップに入れ、塩さえかけずに一気に飲み干したシーンがありました。

さすがに5個は無理なので、卵1個をしかも溶いてお醤油を少し垂らせば飲めるかもしれません。食べることでしか摂取できないという9種の必須アミノ酸をバランス良く含む優良食材です。

キクラゲ

お酒を大量に飲むと、骨を修復しようとする軟骨組織の形成を妨げてしまう。過度の飲酒は、骨を弱め骨粗しょう症のリスクを増やします。

キクラゲには骨の形成に欠かせないビタミンDやカリウム等ミネラル類が豊富に含まれており、二日酔いによる身体の組織にかかる根本的なダメージを回復させることがわかります。

葛(クズ:マメ科クズ属つる性の多年草)

葛(クズ)は、葛根湯として乾燥させた根を漢方薬として使われています。

葛花は肝臓に作用するだけでなく、イソフラボンとサポニンを含有しているため、抗酸化作用と内臓脂肪を燃焼する効果があります。

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