浅瀬のキング・フィッシュ 黒鯛

黒鯛を釣り上げた釣り人 2020年10月 一宮海岸

先日、一宮海岸で本物の釣り師を見ました。浅瀬の堤防でみごとな黒鯛を釣ったのです。

でかい!全長40cmを超える。 2020年10月 一宮海岸

カタールの英字新聞「ガルフ・タイムズ」に、9月22日、黒ヒレ鯛の計画的な大量放流が報じられました。この黒ヒレ鯛はお馴染みの「黒鯛」とは種が異なります。

黒鯛は北海道から日本列島全域、東アジア沿岸域に分布する魚で、カタールの暖かい海水には適さないからです。記事の黒ヒレ鯛は、南洋に生息するサザン・ブラック・ブリーム(学名Acanthopagrus butcheri)であると推察します。黒鯛には多くの近縁種がいて、奄美群島・沖縄諸島等の南西諸島にしか生息しない南黒鯛というのもいます。

一般的に「黒鯛」か「チヌ」で呼ばれますが、地域によって呼び名が異なる出世魚です。関東ではチンチン(1歳未満)→カイズ(2歳)→クロダイ(3歳以上)と変わり、関西ではババタレ(1歳未満)→チヌ(2歳)→オオスケ(3歳以上)となります。関西では釣った時に、稚魚のときは大量にうんこをすることから「ババタレ」と言うのだそうです。

カタール海域に放流された46,000匹の黒ヒレ鯛の赤ちゃん

MME(市環境省)水産局は4万6000匹の黒ヒレ鯛の稚魚をカタールの海域に放流した。

MMEによると、この魚は一尾5~10gで、これまでに合計約17万2000匹が海に放流されている。 これは5回目で、これらの稚魚の放流が総計20万匹に達するまで続けられる。

カタール水産研究センターが、国の魚資源を増やすため、養殖した魚を海に放流する取り組みの一環である。4万6000匹の稚魚の放流は、ウム・アル・ハウル、アルベシャイリヤ、バナナ・アイランドの3つの保護地域で行われる。

「この種の魚の成長に適しており、住みやすい環境を提供している」とMMEは補足した。

(gulf-times.com) http://desktop.gulf-times.com/story/673469/46-000-baby-black-finned-sea-bream-released-into-Q

2020年10月 一宮海岸

4 thoughts on “浅瀬のキング・フィッシュ 黒鯛

  1. 一宮海岸と釣り人の背中の写真がいいですね。
    テトラポットから深い海に滑り落ちてゆきそうな。
    日頃、すこしの沖に防波堤が横並びする海を眺めているものからは、防波堤のない永遠の海ーーたほたほした海ーーに恐ろしさを感じます。
    古代魚のような、見事な黒鯛でした。

    1. 海底に足をつけて歩けるような浅瀬に、古代魚のような大物が潜んでいるのに驚きました。

  2. 迫力のある写真ですね! クロダイ、釣り人憧れの魚だと思いますが、こうやって淡々とあっさり釣り上げる人がいるんですね。

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